3ヶ月で13キロ減に成功し、標準体重になったダイエット方法のすべて ～糖質オフは痩せる～

半年前まで身長167cm、体重76kgだった私。横を向いて鏡を見ると腹を引っ込めても胸よりお腹が出ていた。
これまでは太っては食事を抜く絶食ダイエット、気付いたらリバウンド、再び絶食ダイエットを繰り返していましたが70kgを完全に長期間切ることは結局なかった。

そんな私がついに標準体重を実現。そのダイエット法を紹介。

１．はじめに

３カ月は短いようで長い。その長い期間に決めたことをやり続けられるかがダイエットの成功を左右する。
世のダイエットはどうしても極論というか単純化しているせいか、簡単ではあるが続けるのがツライことが多いように感じていた。うまい方法を頑張らずにできないかという提案が今回紹介するダイエット法である。

２．要は「糖質オフダイエット」

始まりは妻が買ってきた本です。

「糖質オフ!でやせるレシピ―お肉もお酒もOK! (食で元気!) 」

ざっくりまとめると、

• 血糖値が急上昇しなければ、インスリンが過剰に分泌されることがなく、血液中の糖が脂肪に変わらない
• アルコールのカロリーは「エンプティカロリー」だから飲んでも脂肪に変わらない
• 飲むならビールではなく、焼酎やハイボールなどの蒸留酒
• 食事や酒の肴に糖質（ご飯や麺類などの炭水化物など）は入れず、野菜・肉・チーズ・魚にする

という感じである。白いお米も、麺類も美味しいですから炭水化物系を全く取らないというところをやりきれるかですが、飲み会や晩酌でも食べ方次第でしっかり食べられ、かつ太らないのは魅力的。

３．さらに「食べる順ダイエット」

糖質オフより前に流行った食べる順ダイエット。これも急激な血糖値の上昇を避けるために、血糖値の上昇が緩やかになるような食べ方をしましょうということなので、糖質オフと近い手法である。
糖質オフに比べると食べるものを制限しないためストレス値は高くない。

４．無理なく続けるための落とし所

多くのダイエット法やダイエッター達は、結果を求めるあまり極端になっていく。そこをいかに現実的にしていくかが成功のカギを握っている。
今回私が取った方法は、

「糖質オフダイエットを基本とし、ご飯や麺類は食べても構わないが、３食中１食にするようにする。その時は食べる順を気にして食べる」

である。これなら続けられると思い、実際上手く言った。具体的なコツや変化は５以降で触れていく。

５．パートナーを巻き込む

家族と生活していると、一人だけダイエット食を準備するのは作るほうからしたら大変な負担となる。これがもとで夫婦喧嘩になったり、ダイエットが中断してしまうのは残念である。
そこで夫婦の食事を糖質オフ（といってもご飯茶碗をなくしただけ）にした。朝は私、夜は妻が作るのがルーティンですが、お互い糖質オフで作る。子供たちにはそれにご飯を付けることで２度手間にはならない。

６．ランチは外食する

炭水化物を食べるのは１食に抑えたいわけだが、この１食にランチをおすすめする。人と食べに出ることもあるランチで糖質オフだからとご飯を断るのはためらわれる人も多いのではないだろうか。

パートナーを巻き込んで朝・夜で糖質オフできるのなら、ランチをしっかり食べよう。

７．胃が小さくなる

体重が減るに従って、さらに食事量は減っていきます。この時に噛む回数を意識的に増やしたりすると、満腹感を感じられま、すます少ない食事で十分と感じられるようになる。

８．感覚が鋭くなる

このダイエットを継続すると「身体の声」が聞こえるようになる。例えば

• コーラを飲むと血糖値が急上昇しているのがわかる
• 普段より炭水化物が多いのも血糖値がいつもより急上昇しているからわかる
• 逆に糖分が足りない、必要としていることもわかる
• 普段よりも運動量の多い日はチョコレート等を食べたくなる。

感覚が研ぎ住まわれてくれば、身体の声に従っていれば大丈夫ということになるのである。チョコレートを食べたければ、食べてOKということである。

９．注意点

「糖質OFF」で触れておきたい注意点がある。炭水化物よりも肉を食べるということになるのだが、肉を食べ過ぎると悪玉コレステロール（LDLコレステロール）が増える原因となるという指摘がある。実際、私も痩せた後の人間ドックでは中性脂肪が劇的に減少したにもかかわらず、LDLコレステロールは上昇してしまった。今後の課題としていきたい。

「13キロ痩せたあとの人間ドックの結果」

10.まとめ

糖質オフダイエットは私にとってとても効果があったダイエット方法であった。もちろん個人差があったり、体質や病気で向かない人もいる。
ダイエット本に忠実ではなく、適度に「抜いた」のが功を奏した。